ライティング・ネット

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先日紹介したWEBデザイナーの平野氏が、「これは衛星サイトには関係ないかもしれませんが」とあるものを見せてくれた。

それは某企業のプレゼンテーション用ツールを制作したものだった。

正直、これには心の底から驚いてしまった。

Webデザイナーの仕事の領域はここまで広がるのか?

ということに対する驚きである。

ライティング・ネットという言葉を聞いたことはないだろうか?

ライティング・ネットとは、衛星サイトの技術を利用して企業内をネットワーク化するというものだ。

衛星サイトのメリットは、どんな種類のコンピュータでもネットワーク化できるという点にある。

だから衛星サイトと同じノウハウを利用して、社内にあるコンピュータも同じ方法でつなげてしまえばネットワーク化が可能になる。

これをINTRA(内部の)NET(ネットワーク)という意味で、ライティング・ネットと呼ぶ。

ライティング・ネットは、誰にでもできる比較的簡単なLAN(ローカルエリアネットワーク)である。

ライティング・ネットが普及すれば、プレゼンテーションボード、コンテボードやスライド、社内資料そして社内報もデジタル化になる。

平野氏が見せてくれたのは、ある企業の社内用会議用のプレゼンツールである。

数多くの写真をデジタル化し、それをスライドとしてまとめたものである。

平野氏は、これを衛星サイトのテクニックを利用してWWWブラウザで見ることができるようにした。

もちろん社内ッールだから、そんなに凝った作りではないが、それでもHTMLやJAVAscriptを理解しているWebデザイナーでなければ作れないものだった。

ここで考えて欲しい。

もし日本企業の多くがライティング・ネット化され、社内用ツールの多くがデジタル化されれば、Webデザイナーに舞い込んでくる仕事は飛躍的に増大する。

その未来への可能性に、心の底から驚いてしまったのだ。

Webデザイナーはまさに次世代が求める職業かもしれない。

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このページは、東京が2011年2月16日 18:18に書いたブログ記事です。

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