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アメリカ人のボグダン・メルマガ氏を紹介したい。

彼は21歳で、いま日本でWebデザイナーとしての仕事を探している。

17歳の時、ハイスクールのパソコンで衛星サイトを始め、デザインに興味を持ち、自分でもいくつかのWebデザインを行った。

東京と東京のホームレスを扱った彼のホームページはとてもユニークで、デザインも斬新である。

「多くのホームページがテンプレート(ひな型、定型化されたプログラム)を利用しているためか同じような印象を受けます。

特にアメリカ人の作るホームページはテンプレートを使っている印象が強い。

まだ日本人の作るホームページの方が、僕は好きですよ。

ただ、僕は自由に作りたかった。

そして他人とは絶対違うデザインのホームページを作りたいという気持ちで、自分のホームページを作り上げました。

期間は2週間くらいで作り上げたのですが、何度も何度も後から手直しを入れました」(メルマガ氏)

そして彼は日本でWebデザイナーの仕事を探しているが、なかなかうまくいかないという。

「これは日本の企業だけじゃないのかもしれないんですが、面接などにいってもクリエイティブなことよりも、営業的なことをよく聞かれます」

「もちろんビジネスだから営業的なことも必要ですが、僕はWebデザイナーを目指しているし、営業はよくわからない」

「ただWebデザイナーを求めている企業は絶対的に少ないって感じることはあります」(メルマガ氏)

もちろんメルマガ氏が外国人であることも、日本企業への就職に対して障害になっているのかもしれないが、日本においては、まだWebデザイナーそのものの存在力羅立されていないことも事実である。

Webデザイナーという職業が注目されるのは時間の問題のような気もする。

少なくとも、衛星サイトが普及すればするだけ、彼らの仕事は重要さを増していくのだ。