ベンダー企業の売上、経費、利益の考え方は、元請けと下請けで大きく異なります。
下請けの場合、人数×人月単価が売上、人数×(人件費+経費)が経費、その差額が利益です。
一方、元請けの場合はもっと複雑です。
ここでは、元請けの場合の売上と利益を簡単に解説します。
ここではベンダー企業がユーザー企業に提出するシステムの請求書から売上を考えましょう。
通常、請求書の項目は、ハードウエア費、パッケージソフト費、システム開発費の3つで構成されます。
それぞれ、ハードウエアの項目はサーバーマシン、クライアントPC、ネットワーク機器などに、パッケージソフトの項目はネットワークOS、データベース、アプリケーションなどに、システム開弊目は要件定義費、設計費、プロβ費、テスト費、導入費、指導費なられます。
これらの合計額がシステム開発売上です。
ハードウェアやソフトウエア幽請求金額の7から9掛け程度の入れるケースが多いようです。
システム開発費は外注費と社に分けられ、請求金額の6から度で仕入れる外注費は経費としれ、社内人件費は作業割合に応されます。